発達障害はやり始めると止まらないのが特徴

発達障害はやり始めると止まらない特徴がある

発達障害は何かをやり始めると止まらないという特徴があります。特にアスペルガー症候群の人は興味がある事を見つけてしまうと自分が納得するまでやり続けるのですが、止める事が出来ません。

発達障害はやり始めると止まらない 

これは発達障害の過集中と呼ばれ問題にもなってしまう部分なのですが、アスペルガー当事者はやり始めると止める事が出来ません。

 

この止められない時間は定型発達の人が集中出来る適度な範ちゅうではなく、10時間でも15時間でも続けてしまうほど。

 

そして体力を消耗し終わった後にはぐったりしてしまうのです。

自分なりのこだわりが全面に出る過集中

自閉症スペクトラムの私もかなりの過集中があるのですが、一度始めてしまうと日常の仕事すら忘れてしまう事が少なくありません。

 

例えば私は主婦なのですが、集中してしまうと家族の晩御飯を作る事を忘れるのは日常茶飯事で他にも

 

  • お風呂に入る事を忘れる
  • お手洗いに行く事を忘れる
  • 食べる事を忘れる

 

このような問題が生じてしまいます。

 

そしてこれはアスペの大人でも子供でも同じなのですが、特に子供の場合は肉体的な疲労が大きくなってしまう事が多いのです。

 

 

 

好きな事を適度に終わらせる事が出来ない

ADHDやADDの人は一つの事を続ける事が苦手な場合が多いのですが、広汎性発達障害の中でも自閉症スペクトラムの人は一つの事を続ける事が苦手ではありません。

 

これは興味の幅が少ないというのも理由の一つなのですが、その少ない幅の中から何か1つ見つけると楽しくて仕方がないというのが本音。

 

定型発達の人でも同じだと思いますが、好きな事を途中で辞めるのは難しいのではないでしょうか?

 

しかし定型発達の人は興味の幅が障がい者よりも広いので、他にも好きな事がるからか、余程でない限りは何時間もそれだけをやり続ける事がないのでしょう。

 

好きな事が極端に少ないASDの人にとって唯一見つけた楽しめる事

 

途中で辞める事が出来ないのはある意味当然なのかもしれません。

やり始めると止まらないから周囲の手が必用

障害がある人にとって時間が経過する事は問題ではありません。

 

それよりも

 

今日はここまでをしよう!

 

という気持ちでやっているので、目標は自分で決めた到着地点なのです。

 

では何故何時間も続けてやってしまうのか・・・

 

脳の回路がスムーズに動かないからか、普通の人の何倍も時間がかかってしまうから。

 

方法を見つけ出す事が下手で、何度も同じ事を失敗しながら目標に到達しようとするから余計に時間がかかってしまうのでしょう。

 

 

時間的な区切りをつけよう

 

例えば

 

  • 2時間おきに休憩する
  • 〇時にはご飯を食べる
  • 〇時にはお風呂に入る

 

事前にこのような決まりを作ってしまうと発達障害の人はこれを守ろうとするので、適度に休息を取りながら行動する事が出来るのです。

 

やり始めると止まらないのは障害を持つ人の特徴ですが、上手く付き合う事が大切なのでしょう。

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