発達障害と結婚するとカサンドラになってしまう人もいる

発達障害と結婚するとカサンドラ症候群になりやすい

発達障害の人と結婚した事が原因で精神的にストレスを感じ辛い状態になっている人のことをカサンドラ症候群と呼ぶのですが、カサンドラ症候群は発達障害と結婚する場合だけでなく友達や仕事関係でもこう呼ばれています。

発達障害と結婚しカサンドラ症候群に 

人間関係が円滑に出来にくい障害を持つ人は、知らず知らずのうちに周囲に迷惑をかけている事が多いのですが、当事者はそんな事に気付いていないのです。

 

  • 相手の気持ちが分からない
  • 話したい事が理解出来ない
  • 意見を受け入れられない

 

など、基本が自分を中心に考えてしまいやすようで、優しさを感じられないと言われる事も少なくありません。それが積もり積もると精神的に辛くなってしまうんですよね。

カサンドラ症候群とは

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人により多くのストレスを感じ精神的な病を抱えてしまう人の事なのですが、正式名称などではなく通称です。

 

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害が夫や妻の場合もありますが子供や第三者の場合もあるのですが、障害当事者ではなく定型発達の人に起こってしまう症状なのです。

 

少しでも円滑に人間関係が育めるよう頑張るのですが、それがいつもから周りしてしまいストレスを溜め込んでしまう。

 

それを繰り返す事でうつ病や自律神経失調症などの精神的な問題を発症してしまうのでしょう。

子供が発達障害の場合

子供がASDやADHD、LD障害の場合、両親のいずれかが広汎性発達障害の可能性があるそうですが、良くご相談頂くパターンはお父さんと子供が揃ってアスペルガーという家族が多いんです。

 

この場合、お母さんは理解出来ない家族２人の間に挟まってしまい本当に大変なのですが、だからと言って放置する事も出来ず一人で頑張ってしまいます。

 

精神が限界まで頑張っているのですが、理解してくれない家族の中にいる事は非常に辛い事。理解を求めるよりもそんなもんだと受け入れる方が楽なのだそう。

 

我が家は私だけがアスペルガーで夫も子供も定型発達なのですが、やはりアスペの私を受け入れてくれているからか大きな問題はあまり起こりません。

カサンドラ症候群にならないためにも

ASDやADHDの人はこだわりが強く人の意見を聞き入れない・・・と良く聞きますが、これは本当です。

 

例え間違っていても余程でない限り新しい考え方を納得させるのは難しいのですが、障害がある人の意見や考え方を一旦全てを受け入れてしまうの得策です。

 

嫌だと言うのは何が何でも嫌だという事

出来ないと言うのは絶対に出来ないという事

 

このような基本を受け入れられれば一緒に生活するのも少しはマシになるかもしれません。

 

無理やり考えを変えようと思っても、それはかなり難しい事。それよりも発達障害と結婚したのであればカサンドラにならないよう上手く対処する事が大切です。

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