発達障害の種類は色々ある(チック、トゥレット障害)

発達障害のトゥレット症候群(チック症)

子供の頃は多くの場合発達障害のチック症を患う事があります。しかしこれは一過性の物で大人になるにつれて治る事が殆ど。

発達障害のチックトゥレット障害 

チックには音声チックと運動チックがあるのですが、音声チックは鼻を鳴らしたり奇声を発したり、運動チックは肩をすぼめたり瞬きをしたりと、音声と運動に現れます。

 

そしてこれらの二つが同時に長期間続く場合をトゥレット障害と呼ぶのです。

トゥレット症候群(チック症)の特徴

私がアスペルガー症候群を疑った原因がこのトゥレット症候群が原因でした。

 

子供の頃から常にチックが出てしまうのですが、特にストレスが溜まると酷くなるのは体験で知っています。

 

そんなある時、どうしてもチックが酷くなり治まらなくなった時期があり、何とかこのチックを抑える方法がないかとネットで探すとアスペルガーの可能性ありと書かれていたのは今でも覚えています。

 

人前でも抑えられる場合はそれ程ストレスが溜まっていない

人前でも抑えられない場合はかなりのストレスが溜まっている

 

これは一つの目安です。

 

自分に障害があるなどと考えもせず40年生きてきたのですから当然と言えば当然なのですが、実は2つの発達障害を抱えていたのです。

 

私の場合は声を出す音声チックと、首を振ったり鼻を動かしたり、そして地面を蹴るという運動チックがあります。

 

特に地面を蹴るチックは靴先が直ぐにはがれてしまうという問題に以前から悩まされていたのですが、抑える事が出来ないんですよね。

 

そして精神科を受診しアスペルガーだと診断されたのですが、どちらの障害も広汎性発達障害です。

 

やはり脳の機能性障害で似通った部分に問題を抱えているのでしょう。

チックが出た時の周囲はどうすれば良いか

チックが出ている時に「うるさい」などと言われてしまうと余計に酷くなってしまいます。

 

しかし自分一人の時間を過ごしている場合は出ない事が多いので、人と接する事でストレスを感じチックが出てしまう場合が多いよう。

 

他にもストレスはありますがやはり人間関係がネックになっているのかもしれません。

 

もし子供や家族にチックが出ているなら、静観してみてください。自分でも気になっているのですがそれでも抑える事が出来ずに悩んでいるのは本人です。

 

少しうるさいかもしれませんが、ストレスが減ると音を出したり体を動かしたりも収まってくるので、まずは様子を見る事がお勧めです。

 

発達障害のトゥレット症候群は治るなら治したい症状なのですが、これもストレスを極力なくす事が一番良い方法なのだと自分では考えています。

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