発達障害の種類は色々ある(アスペルガー,ADHD,LD,自閉症)

発達障害の中の広汎性発達障害と呼ばれる自閉症

発達障害は3種類に分ける事が出来るのですが、自閉症は広汎性発達障害の中に入ります。

発達障害の中の自閉症 

今ではアスペルガーと自閉症を合わせて自閉症スペクトラムと呼ぶ事が多く、自閉症とは呼ばれなくなりつつあるようです。

自閉症の特徴

自閉症はアスペルガー症候群と似通った要素を多く持つのですが、やはり人とのコミュニケーションが難しいのが特徴です。

 

子供の頃から目線が合わなかったり、全く人見知りをしない場合も少なくなかったりと人との関係を上手く保つ事が苦手なのです

 

会話がスムーズに進まない場合もあり、言葉に対する障害がある事もあります。

 

感情的にならず淡々と会話をするのは自閉症スペクトラムの特徴なのですが、心に言葉が入らないようなイメージです。

 

そのため側にいる人は

 

  • この子は人の話しを聞いているのだろうか?
  • この人は理解しているのだろうか?

 

意思の疎通に疑問を感じてしまう事が少なくないのでしょう。

興味の対象が狭い自閉症

色々な方向に目が行きにくい自閉症スペクトラムですが、ルーティン化した行動を好む傾向にあります。

 

新しい事を受け入れにくく一度決めてしまうとそれ以外は受け付けないのは不安を感じるからなのかもしれませんが、今までと異なる事を極端に嫌うのです。

 

視野が狭いため1を話すと10を理解する定型発達の人とは異なり1しか理解出来ないのは、それ以外があるとすら考えないから。
何かを頼まれるとそればかりをしてしまい、その他の時間配分や周囲の状況を見渡す事が非常に難しいのです。

 

また、一つの事に興味を持つと自分が納得するまで続けてしまう事があります。この状態になってしまうと周囲が何を話しても全く聞いていない事も少なくありません。

 

一つの事に対する集中力に長けているといえるのですが、適度が分からずクタクタになるまで継続してしまう・・・

 

発達障害と呼ばれる自閉症は、自分のこだわりを強く持っているのですが人とのコミュニケーションが円滑に進まないため、引きこもってしまう事もあるのです。

自閉症スペクトラムは人間関係が難しい

アスペルガー症候群と自閉症は現在自閉症スペクトラムと呼ばれています。

 

どちらも人間関係を円滑にする事が難しく、コミュニケーションが円滑に出来にくい障害です。

 

強引に人の輪の中に入ろうとしても、周囲とどのように付き合えば良いか?が分からないので、どうしても輪を乱してしまう対象に見られてしまうのです。

 

  • 相手がどのように考えているか
  • 相手が何を望んでいるか
  • 相手との距離感

 

など、自分以外の人を中心に物事を考えにくい障害ですが周囲の協力と自閉症当事者の努力があれば改善出来る事も沢山あります。

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