発達障害が電話や会話が覚えられない

発達障害の人が電話を苦手だと思う理由

発達障害の人にとって電話苦手なアイテムの一つ。これは耳から入ってきた情報が上手く脳で処理されにくいからなのですが、発達障害の人は聴覚で情報を聞くよりも視覚で見た方が覚えやすいと言う人が多いのです。

発達障害は電話に苦労する 

電話で話しを聞いていても良く分からない・・・多分目の前で話してしても同じだと思うのですが、記憶に残らないのです。

 

だから直ぐに忘れてしまい仕事で支障をきたす事も少なくありません。

聴覚過敏があるとなお更電話は難しい

私は電話で長時間会話をする事が多いのですが、これは仕事なので仕方がありません。

 

ここで問題になってくるのは

 

自分が話している時に違う音が他から聞こえてきた場合

 

です。

 

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人は様々な過敏さを持っている場合があるのですが、聴覚過敏があると集中して聞いていても他の音が聞こえてしまうと集中が途切れてしまいます。

 

耳から入る音を覚えにくい人にとっては、この集中が途切れてしまうと今まで話していた事全てを忘れてしまう事もあるのです。

 

これは電話のみならず会話全般に言える事なのですが・・・

耳から入った情報を覚えられない問題

アスペルガーや多動性といった障害で視覚の方が覚えられる場合、耳から入ってきた言葉や音は基本的にかなり忘れてしまいます。

 

以前から不思議に思っていたのですが、電話で何時間も話しているのに切った瞬間全ての記憶がなくなる事が何故か?と考えていました。

 

しかしこれは、会話の流れが進むからあれこれと話せるだけで、どうも脳そのものが記憶していないからという事に気付いたのです。

 

会話がスムーズに進んでいるか?は分かりませんが、途中で時々思考回路がストップしてしまう事があります。

 

これは相手が

 

何を聞きたいか?

 

が見えない時や漠然とした質問をされた時に多く、この場合は聞き返すようにすれば問題は解決します。

 

しかし問題は会話が終わった後。仕事として会話をしているのですから覚えられない事はデメリットになってしまうのですが、こればかりはどうする事も出来ません。

 

そこでメモを取るようにはしているのですが、覚えていないの度合いがゼロだったりするのでメモそのものも役に立たないなんて事もあるのです。

 

ここらへんは経験があればクリア出来るんですけどね!

一番苦手なのは外出先でのスマホの会話

覚えられない事や相手の意図を理解出来ない事はASDやADHDの人の特徴だとすると、外出先でのスマホの会話はかなり苦労を伴っているはずです。

 

方耳で相手の会話を聞いているのですが、もう片方の耳には街中の雑音や会話が聞こえてきてしまうのです。

 

これをシャットダウン出来なければ基本的に話している相手の会話が全く耳に入ってこなくなるので、外出先での電話が一番苦手かもしれません。

 

発達障害が苦手だと言われる電話ですが、耳からの音が脳で上手く変換されないという問題と、他の音がうるさくて聞き取れない・・・色々な理由が実はあるのです。

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