発達障害は理解しやすい算数の方が得意

発達障害は国語が苦手で算数が得意

発達障害の人は色々な部分に偏りがあるのですが、国語が苦手で算数が得意な人の方が多いのかもしれません。

発達障害は国語が苦手 

背景を読む事が苦手だと言われる発達障害なので、国語を理解するのが難しく感じてしまうのかもしれません。

国語が苦手だと感じる部分

そもそも漢字が覚えられない人も多いのだと思いますが、難しいんですよね(泣)

 

私のノートもひらがなだらけだったりするので、文字を認識する能力が欠落しているのかもしれません。

 

また自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人は目で見た事は頭に入りやすい場合が多いので文章を読む事は問題がないのですが、そこから先の質問が難しいと感じてしまうのです。

 

例えば

 

この文章を読んで主人公はどういう気持ちだったでしょう?

 

国語にはこのような問題が多いのですが、障害を持つ人は書いている文章をそのまま読んでいるだけなので気持ちなどを汲み取る事が難しいのです。

 

これは日常会話でも同じですが、相手の意図が分からない自閉症や多動性の特徴の一つでもあるのでしょう。

算数が得意なのは答えが明確だから

算数は数式に当てはめるだけで答えが出るので明確ですよね。

 

1+1=2

 

のように、漠然とした答えではなく一定の法則があるのですが、この法則に乗っ取って答えを導き出す事はASDやADHDの人にとってはあまり苦痛を感じません。

 

好き嫌いもあると思いますが、勉強が嫌いでも数学だけはまだマシな点数だったという方も多いのではないでしょうか。

発達障害は得意分野を伸ばすと良い

アスペの私は当然ながら出来る事と出来ない事に大きな差があります。しかしこの出来ない事はどれだけ努力しても出来ないのだそう。

 

それよりは出来る事を伸ばし出来ない事を補う方が上手く行くと医師に教わりました。

 

ヤル気がないように見えてしまうかもしれませんが、言っている意味や質問の意図が明確でない場合は理解していない事の方が多いのがこの障害の特徴です。

 

それを努力でクリアにする事は少しは出来るのかもしれませんが、得意分野が伸びるほどは伸びないのだそう。

 

全ての教科を勉強しなければならない学生時代はテストの点数にも大きな開きがある事も少なくありませんが、最低限をクリアする事は可能なはず。

 

 

基本的に知的障害のない場合が多いのですから、良い点数を取る事を目標にするのではなく悪くてもクリアできる最低ラインを目指す事が大切です。

 

発達障害は国語が苦手で算数が得意な人が多いのは、質問のが明確で答えも導きやすいから。理解出来ない部分が少ないからなのかもしれませんね。

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