発達障害の種類は色々ある(ASD、ADHD、LD)

発達障害の中のLD障害(学習障害)

書く、話す、聞く、読む、計算するなどが出来ない障害と言われるLD障害

 

  • 読む事が困難な読字障害をディスレクシア
  • 書く事が困難な書字表出障害をティスグラファ
  • 算数や推論が困難な算数障害をディスカリキュア

 

といい、通常この3パターンに分かれます。

発達障害の一つLD障害(学習障害) 

しかし知的能力が低い訳ではないのですが、読み書きが難しいと感じてしまうLD障害。

 

学生時代から学校生活で出来ないと感じる事が多く、勉強面で沢山の支障を感じているのです。

学習障害と他の発達障害

人の話しを理解しにくい事や集団が苦手など、LD障害とアスペルガーやADHDを同時に持っている人も少なくありません。

 

受験勉強がなかなかスムーズに進まず結局断念してしまう人もいるのですが、社会にでもて誤字脱字が多かったり文字が分かりにくかったりする事で転職を繰り返してしまうパターンもあります。

 

他の発達障害とは少し異なっている障害ですが、知能遅れがない場合が多いのでなかなか理解してもらいにくく、常に自分に対してもイライラしてしまう事が少なくありません。

 

障害は治るという訳ではないのですが障害を理解する事で補えることは増えてくるので、読み書きに不安を感じているなら心療内科で調べてもらうことがお勧めです。

仕事が出来ない?LD障害の特徴

  • 何度言われてもなかなか覚えらない
  • 時間配分や段取りが悪い
  • 仕事に対する意欲が見えない

 

このように本人は努力していてもなかなか出来ない事も多く、周囲に仕事が出来ない人だと思われてしまう場合があります。

 

また言葉につまってしまったり、理解はしているのに口に出す事が出来ず思った事を話せないという問題もあり、周囲との対人関係に不安を感じた結果、人との接点を極端に減らしてしまう場合もあります。

 

人とのコミュニケーションに問題のあるアスペルガーやじっとする事が難しいADHDとは異なるのですが、それでも普通とは異なると感じられる事が少なくないこの障害。

 

一つ一つをゆっくりとこなしていけば出来ない訳ではないのですが、どうしても周囲の協力が必要だと感じる場面はあるはずです。

 

 

同じ発達障害でもその形は様々。似通った部分も多く併せ持つので不安を感じたなら自己判断せず医師に診断してもらう事がおすすめです。

 

 

LD障害はゆっくりと時間をかければ理解出来る事も

 

障害なので出来る事と出来ない事があるのは当然ですが、全てができないと言うわけではありません。

 

時間をゆっくりとかける事で理解し習得する事も沢山あるのでLD障害の特徴を周囲が受け入れ、上手く対応すれば問題は少しずつ減っていきます。

発達障害の家族や子供の家庭に!健康増進と予防改善するならこちら


スポンサードリンク


当サイトおすすめ

アスペルガーはセロトニンを増やそう




関連ページ

発達障害と呼ばれる広汎性発達障害のアスペルガー症候群
発達障害と呼ばれる障害の一つ、広汎性発達障害の中にアスペルガー症候群は属します。今はアスペルガーとは言わず自閉症スペクトラムと呼ばれるようになってきたのですが、これはアスペルガーと自閉症の二つの障害を合わせて言う言葉。ここではアスペルガーに絞って考えてみます。
発達障害と呼ばれるADHDやADD
発達障害と呼ばれる障害の一つADHDやADD。ADHDと呼ばれる多動性注意欠陥障害とADDと呼ばれる注意欠陥障害は整理整頓が出来なかったり落ち着きがなかったりするのですが、社会に出ると色々と悩む問題が生じてしまいます。ここではADHDやADを考えてみたいと思います。
発達障害と呼ばれるトゥレット症候群(チック症)
発達障害と呼ばれる障害の一つトゥレット症候群(チック症)。奇声を発したり鼻を鳴らしたり、肩を動かしたり地面を蹴ったりと色々な症状があります。行動チックと音声チックが同時に出るとトゥレット症候群と呼ばれチック症より重症。そして私はこのトゥレット症候群をアスエルガーと共に持っているのです。
発達障害と呼ばれる広汎性発達障害の自閉症
発達障害と呼ばれる障害の一つ、広汎性発達障害の中に自閉症は属します。今は自閉症とは言わず自閉症スペクトラムと呼ばれるようになってきたのですが、これはアスペルガーと自閉症の二つの障害を合わせて言う言葉。ここでは自閉症に絞って考えてみます。
チック症(トゥレット障害)は発達障害の大人でも治り難い
発達障害の人でチック症やトゥレット障害を持っている人がいます。これは子供の頃なら発達障害でなくても症状として出る事が多く大人になるにつれて治っていくのですが、障害があると大人になっても治らず抑えようと思っても抑えられない障害の一つ。障害を持つ人とチックには何らかの関連があると言われています。
発達障害の話し方の違い(自閉症スペクトラムとADHD)
発達障害と呼ばれる自閉症スペクトラムとADHDは似通った部分を持っているのですが、少しずつ違いがあります。アスペルガーと多動性を二つ持っている人も多く見分けが付き難いかもしれませんが、医師でも判断しにくいこれら二つの会話の流れや人と話す際の違いを考えてみたいと思います。
発達障害の社交性の違い(自閉症スペクトラムとADHD)
発達障害の中には自閉症スペクトラムと呼ばれるアスペルガー症候群や自閉症、多動性注意欠陥障害と呼ばれるADHDなどがあるのですが、細かく分けると違いがあります。大きく分けると同じ発達障害ですが、社交性や社会性には大きな違いがあるのです。そんな違いを考えてみたいと思います。
発達障害の想像力の違い(自閉症スペクトラムとADHD)
発達障害と言っても自閉症スペクトラムと多動性注意欠陥障害ではその想像力が異なってきます。これらを二つ持っている人もいるのですが、一般的に言われている違いを考えてみたいと思います。柔軟性のないアスペルガーと飽きっぽい多動性注意欠陥障害。それぞれに苦手な分野が異なっているのです。
発達障害でチック症があるから行動が制限される
発達障害の人にチック症と呼ばれるトゥレット障害を併発している人は多いのですが、このチック症、自分の意思で癖のような行動が辞められないのが一番辛い事。人目がある事は気になるのですが、それでも治まらないチック。そのため外出や学校なのに制限がかかってしまう事があるのです。
発達障害は生まれた時からなので治らない障害です
発達障害は生まれた時からの脳の機能性障害。そのため大人になっても治らないのですが、色々な部分を習得しながら改善していく事が出来るので、治すのではなく自分と上手く付き合う方法を知る事が大切。社会生活や対人問題なども改善出来ない訳ではないのです。
発達障害と吃音(どもり)は同じ障害の枠組みに入る
発達障害と吃音(どもり)は同じ障害の枠組みに入るのですが、自閉症スペクトラムの私はそれ程酷くはありませんが吃音があります。流ちょうに言葉が出ず、どもってしまったり言葉が止まってしまったり。ASDやADHDならこのような問題を抱えている場合もあるのです。