発達障害と結婚したカサンドラが持つ苦悩

発達障害との結婚に後悔しているカサンドラ症候群

発達障害と結婚をした事に後悔しているカサンドラ症候群の人にとって、日常生活は苦悩ばかり。しかし発達障害の本人は全くカサンドラの苦悩など気付かず、いつまでも今までの調子でい続けるのが問題なんですよね。

発達障害に苦しむカサンドラ症候群 

 

本人が障害と知っていても幾つかパターンがあり

 

  • 自閉症スペクトラムだと知ってるけどだからって自分を変えない
  • アスペルガーなどとは思いもしていない
  • 多動性注意欠陥障害を受け入れようとしない

 

色々あるのですが、そもそも自分が悪いと思っていない場合が少なくないので、問題がなかなか解決しないのでしょう。

 

しかし定型発達の方にとっては結婚そのものに後悔していて、いつか離婚してやろう！なんて思っていてもおかしくないのです。

カサンドラ症候群の持つ苦悩

もう少し優しかったら

もう少し気遣ってくれれば

もう少し言葉が柔らかければ

もう少し私を見て欲しい

 

相手に当たり前を望んでいるのですが、ASDやADHDの人は自分の何か問題になっているかに気付いていません。

 

なので涙ながらに訴えても「これ以上どうして欲しいんだ！！」なんて怒鳴られたり不機嫌になってしまう事もあるのではないでしょうか。

 

普通の夫婦や当たり前の家族という概念が異なるからか、ASDやADHDの人と相容れるという事は難しいはず。

 

手を変え品を変え今まで努力してきても、気付けば全てが水の泡になっていると思うような事ばかり。うんざりしているのです。

発達障害がカサンドラを気遣う事が大切

自閉症スペクトラムやアスペルガーの人は相手の気持ちを理解する事が非常に難しいのは特徴なのですが、分からないからと言って放置していて良い訳ではありません。

 

分からないなりにも理解出来るよう努力する

 

定型発達の夫婦同様、アスペや障害がある夫婦も努力しなければならないのです。

 

・・・が、頑張っているのは定型発達側だけだったりするのが問題なのです。

 

最近奥さんがうつ病っぽい、最近夫がストレスを溜めている・・・

 

もし少しでもそう思ったなら、一度自分の事や原因を聞いてみると良いかもしれませんよ？

 

この障害は自分で気付きにくい障害なのですが、客観的に見れば非常に分かりやすい特徴があるので。

発達障害とカサンドラが上手くやっていくには

根本は変わりませんが、相手が嫌な事や苦手な事を新たに習得する能力は携えています。

 

そのため、お互いが関係をスムーズに出来るよう

 

障害当事者は話しに耳を傾ける

 

定型発達は相手が理解出来るよう話す

 

お互いが努力し合えば少しずつ改善していく事が出来るのです。

 

そのため、自分が発達障害だと知っているなら結婚相手のカサンドラ症候群が少しでも良くなるよう、一つでも悩みの元をなくす事を心がける事が大切なのです。

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