発達障害がパニックになる時に考える事

発達障害がなりやすい二次的障害のパニック

発達障害の人はパニック障害やうつ病などの二次的障害と呼ばれる精神疾患を患う事があります。これは発達障害の脳の機能性障害と精神的な病の問題にになる部分が似ているからなのだそう。

発達障害でパニックになった時に考える事 

だからパニックを持っている人が少なくないのです。

パニックになりそうな時に考えている事

きっと、自閉症スぺクトラムや多動性注意欠陥障害の人でパニックがあれば治すよりもうまくお付き合いをする方が精神的に楽になるはず。

 

それほど治りにくいのですが、症状が起こった場所をなかなか忘れる事が出来ないんですよね。

 

だから似通ったシチュエーションの場所に行く場合は

 

  • またしんどくなるかも
  • もし辛くなったらどうしよう
  • 発作が起きないかな?

 

このように何もない状態で先々を考えてしまうので、その場所に行く前から体調が悪くなってしまうのです。

 

これを予期不安と呼ぶのですが、アスペルガー症候群でパニックのある私はトンネルや閉鎖的な場所は予期不安がかなり強く出てしまうので行けなくなってしまいました。

 

行けなくなればなったでいかなければ良いだけなので、慣れればどうという事はないのですが出かける場所が限られた範囲になってしまうのは仕方がないのかもしれません。

 

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人が行動に制限されてしまうのは、このような他の問題が深くかかわっている場合が多いのです。

体調が悪い時は不安も大きくなりやすい

朝起きた瞬間から体調の良し悪はわかると思うのですが、体調が悪い時には不安を感じる事が普段よりも多くなってしまいます。

 

また、気圧の変化季節の変わり目も何だか体調不良になりやすいのですが、普段から色々と問題を抱えている体が外の変化を感じてしまうと余計に酷くなるのです。

 

アスペルガーやADHDの人はそんなちょっとした環境の変化でも敏感になってしまう事が少なくないので、余計に家から出ないという選択肢を選んでしまうのかもしれません。

 

私が一番体調が悪かった時は一切家から出る事が出来なかったのですが、これは家が一番安心できるから。

 

何かが起こっても直ぐに横になったり薬を飲む事が出来たからからなのですが、不安を感じる要素が自宅にはあまりないのです。

パニックに陥った時は何も考えない事が大切

今ではかなり改善したのですが完治したという訳ではありません。

 

どうしてもASDやADHDの人は一度不安を感じた事に対してのトラウマが残りやすいのも理由の一つなのでしょう。

 

また出かけられるようにはなりましたが、映画館は今でも無理です。

 

しかし一切受け付けなかったトンネルは意識を他に向ける事で乗れるようにはなったので、最初は全く無理でも少しずつ改善していく事もあるのです。

 

それでも症状が辛くなった時には、頭で何も考えないようにする事。

 

本当なら無心になれれば一番良いのかもしれませんが、ASDやADHDは常に頭がフル回転しているのですから、何も考えないというのはまず無理なはず。

 

しかし発達障害でもパニックと上手く付き合えば行動の制限も減るので、極力頭で何も考えないようにする事。これが大切なのでしょう。

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