発達障害と二次的障害の強迫性障害

発達障害の二次的障害、強迫性障害とは

発達障害の二次的障害の一つに強迫性障害と呼ばれるものがあります。

発達障害と強迫性障害

これは精神疾患なのですが、発達障害の人は強迫性障害を患っている人が少なくありません。

 

強迫性障害は定型発達でも発病する可能性があるどこにでもある病。

 

発達障害だからなるという訳ではないのですが、ストレスを抱えやすい広汎性発達障害の人はなりやすいと言えるのかもしれません。

 

 

強迫性障害の特徴

 

誰もがふと

 

  • 鍵を閉めたかしら?
  • 火を消したかしら?
  • 電気を消したかしら?

 

こう思う事があるはずです。そして確認し安心をする。ここまでは誰もがある事です。

 

しかしこれが病になると

 

  • ふと思いつき確認する
  • 確認してもまた不安になり確認する
  • 何度確認しても不安になる

 

このように1度ではなく不安を感じ何度も同じ行動をしてしまうのが特徴なのです。

発達障害で強迫性障害の場合

几帳面や真面目な人がなりやすいといわれているのですが、広汎性発達障害の人は自分なりのこだわりを曲げる事が出来ない特徴があります。

 

自分の決まりごとを守るという非常に真面目な部分を持つので、広汎性発達障害か精神的な病かを見分けるのが難しいのです。

 

誰もがふと不安に思う単純な事でも、自閉症スペクトラムやADHDなどの人の方が強迫観念や脅迫行為を持ってしまいやすいと言えるのかもしれません。

 

 

適度という感覚がズレている発達障害

 

当事者は何かにつけて適度に行動しているつもりなのですが、かなり細かな事にこだわる人は少なくありません。

 

また、周囲の意見に耳を傾けにくい障害でもあるので、一度気になり始めるとトコトンまで気になってしまうのです。

 

全てが精神的な問題に繋がる訳ではないのですが、気付いた場合は気にしないよう気をつける事も大切

 

しかし、ストレスから色々な問題が生じると考えるなら、その他にもうつ病や統合失調症などの他の精神疾患と併せ持っている可能性も考えられます。

 

発達障害の二次障害で強迫性障害かもと不安に感じているなら早めに精神科や心療内科に行く事がお勧めです。

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