発達障害は理解が出来ないとパニックで頭が固まる

発達障害は理解出来ない事があるとパニックに陥り固まる事がある

発達障害の人は理解出来ない事があるとパニックを起こしたり頭が固まってしまう事があります。

発達障害はパニックを起こす!理解出来ないと頭が真っ白になり固まる

自分が想定している事であれば問題なく会話は出来るのですが、相手からの返答次第では一瞬固まってしまう場面をあなたも見た事があるのではないでしょうか。

 

何を聞いても上の空になっている状態は聞いていないのではなく「聞こえていない」からなのですが、頭の中でどうすれば良いか分からずパニックを起こしてしまっているのです。

 

 

自閉症スペクトラムにとって想像出来ない事が起こるとパニックになる

 

最近私の頭が真っ白になったのは車を運転していた時なのですが、普段通っている道が道路工事で通れなかった事がありました。

 

いつも行くスーパーへの道順は決まっているのですが、このパターンを崩されてしまうと迂回路があるのに思いつかず

 

「今日はスーパーには行けない」
「でも買わなければならない物がある」
「どうしよう・・・」

 

車を動かす事も出来ずその場で立ち止まってしまうほど、どうすれば良いか分からなくなってしまうのですが、これは広汎性発達障害と呼ばれるアスペルガー症候群に多い特徴の一つです。

 

パニックを起こす原因はさまざまです。予定の変更が原因になることがあります。いつもと違うことが起きると、子どもは混乱して不安になり、パニックを起こすのです。出典http://kidshug.jp/d_grow/d13/dc15/

 

子供だと分かりやすいのですが大人になるとなかなか分かってもらいにくくなるのですが、いつもと違う事に適応する事は成人になっても苦手なのです。

 

 

ASDやADHDがフリーズ(固まった)時に考えている事

 

先ほどの道路工事で車が通れなかった時、頭が真っ白になりフリーズしていたのですがそれでも頭の中では必死にどうするか?を考え続けていました。

 

もしこれが定型発達の場合は違うルートを模索するのだと思いますが、ASDやADHDの人はルートではなく

 

今日買い物に行けなくなったらどうしよう

 

と考えてしまうのです。

 

必要な物があるからスーパーに出かけるのですが、その必要な物が手に入らない事しか考えられなくなり

 

「他のお店で売っている所はどこだろう?」

 

道が通れない事ではなく、最初の目的にしか目がいかないのですが、必死で改善策を探しているからこの状態になった時に話しかけられても何も耳に入らない事もあるのです。

 

 

ルーティンワークが出来なくなると頭が真っ白になり固まる発達障害

 

同じ事を繰り返す事で安心する障害を持つ人たちにとって、新しい事は苦痛だと感じる事が少なくありません。そのため

 

  • 毎日通る道
  • いつも通う店
  • 一日の時間配分

 

日常生活の毎日が決まった形で過ぎていく事が当たり前で、それ以外の生活というものはあまり考えられません。

 

そしてこれらが突然変わってしまう事に直ぐに適応できず頭が真っ白になり固まってしまうのです。

 

仕事のある日は誰もがある一定のリズムで生活をしているのだと思いますが、このリズムが崩れないのが障害を持っている人。そのため

 

「明日休みだから久々に飲みに行こうか?」

 

突然誘われても断ってしまうという事は少なくありません。

 

 

パニックになった発達障害の気持ちを静める方法は冷静になる事

 

一瞬の出来事で何も考えられなくなったのであれば、まずは気持ちを冷静に保つ事が大切です。

 

今の状況を受けいられるのが一番良いのですが現実はそう上手くはいきませんよね?

 

そんな時には、運転しているなら路肩によって一呼吸ついたり、電車に乗っているなら一度次の駅で降りてベンチで座ってみる・・・

 

臨機応変さが難しいのですが、決して考えられないという訳ではないので、時間をかけてゆっくりと自分のペースで冷静さを取り戻せばどうすれば良いかが見つかるはず。

 

発達障害は些細な事でパニックを起こしやすく、自分が理解出来ないと頭が真っ白になり固まってしまう事が少なくありませんが、まずは落ち着く事。

 

これが出来れば生きていく事がかなり楽になるのではないでしょうか。

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