発達障害の結婚生活は趣味が中心

発達障害だと結婚生活が普通とは異なる

発達障害の人と結婚生活を始めた時はそれほど違和感を感じないかもしれませんが、長年結婚生活を続けていくうちに様々な片鱗が見え始めます。

 

本人が発達障害だと知らない場合も多く、思っていた夫婦関係が築けない、家庭が円滑に廻らないなど当たり前だと想像していた事が当たり前でないと気付くのでしょう。

結婚生活よりも趣味や仕事

アスペルガー症候群の私は結婚生活を円滑にしていると自分では思っていました。

 

しかしよくよく考えると、中心になっていたのは仕事。何をするのも仕事を基準に考えてしまうのは好きだからなのですが、家事や育児が驚く程苦手だったというのも理由でした。

発達障害は結婚しても趣味や仕事が中心 

だからと言って家事や育児をしない訳ではなく自分が出来る最大限はやっていたつもり。しかしこれは定型発達の人からすれば最小限でしかないのでしょう。

 

アスペルガーの傾向として偏りが激しいというのは特徴ですが、全てをバランスよく行う事が非常に難しく嫌な事だとそれなりにすら行う事が出来ないでいるのです。

コミュニケーションの問題は結婚しても治らない

夫婦や家族でもコミュニケーションはとても大切です。しかし普通に話しているつもりでも

 

  • 夫や妻の意図がわからない
  • 子供の気持ちが分からない
  • 何を求めているかわからない
  • 言っている意味がわからない

 

など、沢山のワカラナイがあります。

 

自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人にとって、自分の頭にない事を突然聞かされてもなかなか理解する事が出来ません。

 

考え方にも強いこだわりがあるので、自分と異なった意見を聞き入れる耳を持たないのも自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の特徴なのでしょう。

 

障害当事者は自分が普通だと思っているのですが、本人よりも夫や妻の方がおかしいと気付く場合が多いのは、夫婦の関係がスムーズに育みにくいからなのかもしれません。

発達障害でもお互いが協力しあえば改善出来る

ASDやADHDは治療で治る訳ではありませんが、ちょっとした努力を積み重ねていけば改善出来る部分は沢山あります。

 

障害当事者は

 

自分の話は一方的ではないか?

相手を受け入れているか?

こだわりに囚われていないか?

 

を考える事が大切です。

 

そして周囲の人は

 

おかしいと思うところがあれば教える

相手が理解出来るような話し方をする

 

改善するには時間も労力もかかり片方だけが改善しようとしても難しいのですが、お互いが円滑に過ごそうと考えているなら出来るはず。

 

発達障害は結婚生活をしていても自分の趣味や仕事ばかりになりがちですが、今よりももう少しだけ家族を見つめられるとスムーズに行く事も沢山あるのです。

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