発達障害を受け入れない夫や妻

発達障害を認めない発達障害の人

発達障害はどちらかと言えば自分で気付くよりも周囲が気付く事が多いのかもしれません。アスペルガー症候群でもADHDでも、何か違和感を感じていてもまさか自分が発達障害だなんて想像しないですしね。

発達障害を認めない当事者 

しかし周囲から見れば明らかに何かがおかしい・・・と気付くそうで、それがきっかけでアスペルガーやADHDだと知るパターンは少なくないのです。

何故アスペルガーやADHDを認めないのか

もし今の生活に生き辛さを感じていると認めやすいと思うのですが、全く生活に問題なく仕事も順調に進んでいると思っているなら、自分が障害だなんて認めませんよね?

 

特にASDや多動性注意欠陥障害などは自分の考えや価値観を当たり前だと考える事が多いので、その根本を否定されてしまったと思うと絶対に認めようとはしないのではないでしょうか。

 

しかし障害当事者はそうでも、実は周囲がかなり辛い状況になっている場合が少なくありません。

 

だから病院に行って!

 

と言っても聞く耳を持たず・・・

発達障害を認めさせるには

一番認めやすいタイミングはきっと

 

  • 自分の中で出来ない事があると知った時
  • 仕事で大きなミスをした時
  • 精神的にストレスを感じた時

 

何らかの理由で心が弱まった時だと受け入れやすいのではないでしょうか。

 

私が自閉症スペクトラムだと知ったのは、これを疑ったからではなくチック症と呼ばれる違った症状が悪化した事が原因でした。

 

幼少の頃からチックは常に出るのですが、この時期、ストレスが溜まりすぎていてチックがかなり酷く、これを抑える方法をネットで検索していた時に可能性を知ったのです。

 

 

チック症(私の場合はトゥレット障害)は発達障害の一種と考えられ、自閉症スペクトラムや多動性注意欠陥障害の人はなりやすい

 

そんな文章を目にした事がきっかけで精神科に行き障害を検査してもらったのでした。

 

チック症の原因が実は障害だったと納得出来たのは、多分あまりにも症状が酷かったからだと思うのですが、もしこれがなければ

 

私が障害な訳ないじゃん!

 

と思っていたはずです。

実際にアスペルガーだと知ると納得出来る事が沢山

過去からうつ病やパニック障害を患った経験があるのですが、これは二次的障害と呼ばれる物。しかし自分の精神が弱いからだと思っていたのですが、実は障害が原因だったのです。

 

だったら仕方ないか!上手く付き合っていこう♪

 

こう思えたのは障害を受け入れる事が出来たから。

 

耳が非常に良く、普通では聞こえない音が聞こえたり、変な匂いがしてきたり、メモが取れなかったり、相手の言葉が理解出来ないのも実は障害。

 

そう理解すれば、出来る方法で解決策を見つける事が出来るようになるのですからかなり楽になるんですよね。

 

仕事柄、相手が話した事を覚えておかなければならないのですが、これが非常に苦手でした。何度も方法を考えたりしたのですが、出来なかったのは仕方がない事だったのです。

 

だから今では、忘れないようメモをし、再度相手に確認をする作業をするようになりました。

 

ちょっとした事でも楽になるのですから、本当なら受け入れちゃうといいのにな!なんて思っています。

 

発達障害を受け入れないアスペルガーやADHDは多いと思いますが、タイミングを見計らって上手く伝えれば、本人も周囲も楽になるのですからチャンスを待ってみてくださいね!

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