発達障害(アスペルガー)の成人女性の出来ない事

発達障害(ASD)は文字を書く事が苦手な場合がある

発達障害の人にとって文字を書く事があまり得意でない場合があります。

発達障害は文字が苦手 

アスペルガーの私は文章作成が非常に難しいと感じるのですが他にも

 

  • 文字そのものが書けない
  • 文字を書くのがとても億劫になる

 

事もあります。

 

発達障害と呼ばれる自閉症スペクトラムやADHDの人は知能性障害を伴わない場合が多いので、決して文字が分からないと言う訳ではありません

 

特に成人しているなら学生時代から漢字を覚えたり作文を作成した機会もあるので、出来ないという訳ではないのです。

自閉症スペクトラムが字が書けないってどういう意味?

メモ一つとってもそうなのですが、必要事項をメモしようと用紙に書き始めると・・・

 

泳いだような文字になってしまうのです。

 

自分でも読めないような文字なのですが、それを訂正しようとすら思わない事が多くそのまま。

 

また文章を作成するとなると想像力が必要になるのですが、障害があるとこの想像が出来ない事が少なくありません。

 

空想が得意な人もいるのですが、実際の出来事をそのまま受け入れてしまいやすい障害なので、想像しながら頭で考えて文章を作成するという事も苦手なのです。

書く事が苦手でも訓練すれば出来るようになる

書けない訳ではないので訓練すれば出来るようにはなるはずです。

 

書く事が出来ないと言うのではなく、文字を考えながら手を動かすという二つの行動を同時にするのが難しいと言えるのかもしれません。

 

最初はスラスラと文字を綴っているのに途中から何を書くかを忘れてしまう事も多々あります。

 

しかし訓練して出来るようになるのはあくまでも本人が直そうと思った時

 

自発的に直そうと思えば改善出来る部分もあるのですが、人から強制的に言われてもなかなか治りません。

 

発達障害の人は自分なりの強いこだわりのような物を持っているので、本人が不必要だと感じているなら改善はかなり厳しいはず。

 

定型発達の人でも嫌々勉強した事が身に付かないのと同じで、その数倍嫌という気持ちが強いからなのでしょう。

 

アスペルガーやADHDという障害の人で書く事が苦手だと感じている人は沢山いるのですが、直そうと考えているなら当事者が必要性を感じる事が出来れば改善する余地は十分にあります。

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