発達障害の女性は好き嫌いを妥協する事はあるの?

発達障害の女性が何にでも白黒ハッキリさせる理由

発達障害の女性はどのような事でも白黒ハッキリしている事が多いのですが、これは考えて好き嫌いを決めているのではなく感覚的なのかもしれません。

 

昔からかなり好みが別れていた私は、考え方の中にあまり中間という考え方をした事がありませんでした。

 

何故なら発達障害の人は、自分が得意な事や好きな事、興味のある事が決まっている場合が多いのでそれ以外は全て受け入れられないという考え方をするから。

発達障害の女性は妥協出来ない

苦手を克服しようと努力しても、それがなかなか出来ないという事を知っているからなのかもしれません。

 

 

自閉症スペクトラムにとって妥協する事はありますか?

 

好き嫌いがハッキリしているアスペルガー症候群ですが、それでも妥協と呼ばれる考え方をする事があります。

 

しかしこれは定型発達の人が考えているような形とは異なり、どちらかと言えば「どうでも良い」という考え方の方が多いのではないでしょうか。

 

アスペな人は

 

好きな事は100%好き

嫌いな事は100%嫌い

 

そして中間と言われる例えばちょっと好きとかちょっと嫌いなどと言った思考回路はあまりなく、もし考え方に中間点という物があるなら

 

全く興味がない

 

だからどちらでも良いという考え方をするのです。

 

自閉症スペクトラムにとって興味の無い事は感覚としては「」で、どうでも良いという言葉がピッタリと当てはまるのです。

 

ASDはあまり人の話しに共感出来ないと言われますが、これもその会話の内容に感情が動かないなどではなく「無」の場合が少なくありません。

 

 

広汎性発達障害は心が動かない事の方が普通より多い

 

定型発達の人は笑顔だったり怒ったりと表情もそうですが様々な形で表現する事が得意です。

 

これは心が動けば当然なのかもしれませんが、広汎性発達障害やADHDの人にとってはそもそもその「心が動く事」が普通の人よりもかなり少ないと考えると分かりやすいのではないでしょうか。

 

当然態度に出ていなくても喜んでいる事はあるのですが、一般的に言われる

 

  • ちょっと嬉しい
  • ちょっと楽しい
  • ちょっと悲しい

 

などの「ちょっと」がない上に感情が動く事が少ないから周囲から見ると

 

一体何を考えているか分からない

 

と言われてしまうのでしょう。

 

そのため白黒が明確でもその数が少なかったり、好き嫌いはあるけど好きが少なかったりと、定型発達が思う当たり前の感情とは少し違った感覚で生きているのです。

 

発達障害の女性は物事に対して白黒はハッキリしているのですが、どっちつかずで答えが出せない時やどっちでも良いと言う時・・・それがいわゆる中間や妥協と言われる考え方をしている時なのです。

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