発達障害(アスペルガー)の特徴は気持ちが薄い

発達障害(アスペルガー症候群)は気持ちが無い?

発達障害の人は顔に表情が表れず「この人何を考えているんだろう?」と思われてしまう事が多いのですが、これは大人でも子供でも同じです。

発達障害は感情が乏しい 

特に幼少時代に親が「この子大丈夫かな?」と思われるのが感情表に表れないから。

 

発達障害の子供がそのまま大人になってもそれは変わらず、相変わらず感情が乏しいのです。

発達障害は何も思わない訳ではない

自閉症スペクトラムの人がなにも思わない訳ではないのですが、よくよくアスペの私自身を観察してみると

 

  • 感動する事
  • 面白いと思う事
  • 辛いと感じる事

 

などの感覚が定型発達の人とは異なり、かなり薄いように感じてします。

 

同じ映画を見ても普通なら感動で涙を流すような場面なのに、

 

どこに感動したの?

 

なんて聞いてしまうんですよね(汗)

アスペルガーの喜怒哀楽

自分なりに喜怒哀楽があると思っていたのですが、映画を見てもドラマを見ても今ひとつどこが良かったかが分からない事が少なくありません。

 

多分定型発達の人と自閉症スペクトラムの人とでは見方・感じ方が大きく異なっているのでしょう。

 

嬉しい事も楽しい事も辛い事も苦しい事も沢山あるのですが、感じる事の数が少ないというのが正しいかもしれません。

 

 

どのような感覚でいるの?

 

広汎性発達障害の人は興味の幅がかなり狭いと言われるのですが、この幅が狭い事が一つの原因。

 

感情がないのではなく、感情はあるけどそれに対しては何も思わない事が多いのです。

 

興味がない事に対しては普通の人でも何も感じないのと同じで、その興味がない事の数がかなり多いだけ。

 

興味がある事に対しては皆と同じ、もしくはそれ以上の強い感情を持っているのです。

笑顔が少ないと言われる発達障害

笑顔少ないですよね、障害がある人って・・・

 

理由は簡単なのですが面白いと思う事が人よりも少ないからなのですが、当然楽しいと思う事も当事者なりには沢山あるんですよ!

 

しかしその感覚が普通とは違う部分が多く、

 

アノ人って変わってるよね

 

なんて言われてしまうのです。

 

 

興味の対象が少ないから笑顔が少ないだけ

 

この障害は脳の機能性障害なのですが、喜怒哀楽を司る脳の部分にも何らかの問題を抱えている事が少なくないのでしょう。
見た目は普通とあまり変わらず、知能の遅れも見られないので一見普通の人に見えるのですが・・・

 

実際に話しをしてみると

 

あれ?何かが違う??この人変??

 

と思う事は少なくないはず。

 

発達障害の大人は子供の頃から感情が乏しい特徴があるのですが、それは「物事に対する興味のなさ」が原因になっている部分も多いのです。

発達障害の家族や子供の家庭に!健康増進と予防改善するならこちら


スポンサードリンク


当サイトおすすめ

アスペルガーはセロトニンを増やそう




関連ページ

発達障害(アスペルガー)の成人女性は書く事が苦手
発達障害(アスペルガー)の女性も成人し社会に出ると書類を書く機会が増えます。決められた通りの事を書くだけなら問題なく出来るのですが、そこに感想や思った事を書くとなると・・・これがかなり難しい。文字を書く事も苦手な場合もあるのですが、発達障害の書くという作業を考えてみたいと思います。
発達障害(アスペルガー)の特徴は同じ事を何度も聞く
発達障害(アスペルガー)の特徴の一つに同じ事を何度も聞くという事があります。決して覚えようとしていないわけではないのですが、なかなか覚えられない・・・。これは自分の中で必要な事と必要でない事がハッキリと分かれているから。何故覚えられないのか?を書いてみたいと思います。
発達障害(アスペルガー)の特徴の一つに方向音痴がある
発達障害(アスペルガー症候群)の大人の特徴の一つに方向音痴があります。色々な道を通っても覚えられない、道が分からない、方向感覚がない。それを分かっているからか、同じ道しか通る事が出来ない場合があるのです。方向音痴は発達障害に限った事ではないのですが、発達障害の人に多い特徴の一つです。
発達障害(アスペルガー)はセロトニンが少ない特徴がある
発達障害(アスペルガー)は脳内物質の一つ、セロトニンが減少していると言われています。セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれ、ストレスなどを軽減するためには必要な物質なのですが、これが少ないのです。上手く補って辛い症状から改善できれば良いのですが、セロトニンが減少するには理由もあるのです。
発達障害(アスペルガー)は思い込みが激しくなる事がある
発達障害(アスペルガー症候群)はかなり頑固で思い込みが激しい時が少なくありません。しかしそれ以外の事に対しては全くの無関心、非常にバランスの悪い考え方をしてしまうのです。思い込んだら一直線、猪突猛進に進んでしまうのでとんでもない失敗をしてしまう事も。そんな特徴を持っているのです。
発達障害(アスペルガー)は自我が強く人の話しを聞かない
発達障害(アスペルガー症候群)は本当に自我が強くて全く人の話しや意見を聞き入れないから付き合いきれない!!そう思っている人は多いのではないでしょうか?アスペな私が自分の自我の強さを客観的に?分析してみたいと思います。本当にこの障害、自分の意見を変えないんだなと改めて分かるかも。
発達障害(アスペルガー)は自分から話しかける事が苦手
発達障害(アスペルガー症候群)は自分から話しかけう事がとても苦手なのですが、これはタイミングがよく分からないからと言った理由があるのです。積極的に話すと引かれてしまう経験があるからか、自ら話しかけようとはしない発達障害の人。だから暗いや怖いなんて事を言われて傷つく事もあるのです。
発達障害(アスペルガー)は成人しても友達がいない
発達障害(アスペルガー症候群)は子供の頃から友達が少ない場合事が多いのですが、大人になってもそれが変わる事がありません。どのように付き合えば上手く行くのかが分からない発達障害なのですが、そんな人達の人に対する考え方を知ってもらいたいと思います。自閉症スペクトラムと診断されてから自分の人間関係を冷静に見ていますが、積極的に友達を作りたいと思えないのが一番の原因だと考えています。
発達障害(アスペルガー)は頭が整理しにくい特徴がある
発達障害(アスペルガー症候群)は頭が整理しにくい特徴があるのですが、その頭の中はかなりゴチャゴチャしてします。特に自分の中になかった新しい世界や出来事が生じるとパニック状態に陥る事もあるほど、整理する方法や仕方が分かっていない事が多いのが原因になっているのでしょう。
子供の頃の記憶がない発達障害の成人女性の思い出
発達障害の人は子供の頃の記憶が無いと言う人が少なくないのですが、普通は色々と覚えているものなのでしょうか?成人してからアスペルガーの診断を受けた私ですが、子供の頃の記憶はほとんど皆無で残っているのは少しだけ。学生時代の記憶もほとんどないのですが、これが当たり前だと疑いもしませんでした。
40歳になって発達障害だと知った後の改善策
私は40歳を過ぎて発達障害だと知りました。それまではいたって普通の女性で主婦だと思って過ごしてきたのですが、いざ発達障害だと言われると確かにあちらこちらに問題があったよう。出来ない事が多いですが、そこから色々と少しずつ改善している点を書いてみたいと思います。
発達障害の大人の女性でも食べ物の好き嫌いが激しい
発達障害は大人の女性でも食べ物の好き嫌いがかなり激しいのですが、これは一つに味覚過敏という問題があります。これは受け付けられない味が定型の人よりも多いから。そこにアスペルガーなどのこだわりの強さが絡んでくるので、食べ物の好き嫌いが激しくなってしまうのです。
発達障害はやり始めると止まらない特徴を持っている
発達障害は何かを一度やり始めると止まらないという特徴を持っています。これは過集中と呼ばれ、問題の一つにもなっているのですが、自分が納得するところまでやり続けてしまうのです。その集中力は優れたものがありますが、体力を消耗してしまうので注意が必要です。
意見を曲げられない発達障害は自分ではわかっていない
発達障害は大人になっても意見を曲げる事が出来ないのですが、自分では分かっていない事がほとんどです。人に意見されても自分の考えをなかなか変えられず、注意されると怒りだしてしまう発達障害の人。定型発達の人は付き合いづらいと思っているのです。
発達障害は周囲の意見に流されなず自分の意思を通す
発達障害は周囲の意見に流されず自分の意思を押し通してしまう事が少なくないのですが、これは違う考え方を受け入れる事が苦手だからなのです。しかし人間関係を円滑にしようと考えていてもこれが出来ないから人とのコミュニケーション能力に欠けていると言われるのです。
発達障害の生きがいって何だろう?出来る事を見つけよう
発達障害の人は生きがいが見つからないと悩んでいる人が少なくないのですが、興味の幅が定型発達の人より少ないので見つけにくい問題があります。しかし自分の苦手な事を排除し得意な事を探す事で生きがいを見つける事が出来るので、まずは好きな事から始めましょう。
友達がいない事が気にならない発達障害の女性
発達障害の女性はあまり友達がいない事が少なくないのですが、実はそれが気になっていないというのが本当のところな場合があります。アスペルガーの私は学生時代から成人後、一緒に遊びに行く友達という存在がいないのですが、それが気になるという事もないのです。
発達障害の女性は白黒ハッキリしているけど中間はある?
発達障害の女性は白黒がハッキリしているのですが中間の考え方はするのでしょうか。好き嫌いや得手不得手がキッパリしている事が多いアスペルガーですが、中間や妥協と言われるような考え方をする場合はあります。しかしその思考回路や定型発達の考え方とは異なります。
発達障害の大人かもしれないと疑った時は周囲に聞いてみて
発達障害の大人かもしれないと疑う事は誰だってある事。そんな時には周囲の人に自分におかしい部分があるかを聞くと分かりやすいはずです。自閉症スペクトラムやADHDの人は自分が普通だと思っていても周りはかなり迷惑だと思っている事も。人の意見に耳を傾けてみてください。
発達障害の大人は定型発達とは違う考え方や思考回路がある
発達障害の大人の特徴はやはりその考え方なのではないでしょうか。定型発達とは少し違った思考回路で会話をすると、周囲から変な目で見られてしまう事が少なくありません。アスペルガー症候群の筆者がどのような考え方をしているか?を書いてみたいと思います。
発達障害は感情のコントロールが難しく怒りが爆発する事がある
発達障害は普段あまり感情を表に出さないのに突然怒りが爆発する事があります。感情のコントロールが難しく、一度キレてしまうと思っている事を全て言わなければ気が収まらないのですが、発達障害はその抑え方が分からない人が少なくないのです。
大人で発達障害の人は自分で自覚症状はある?人と違いに気づいてる?
発達障害(アスペルガー症候群)の大人は自分で自覚症状がある場合とない場合に別れます。人と違う事に気づいていても生きづらさを感じていない場合は自分の個性として捉える場合が多く、生きづらさを感じている場合は自覚症状がある事が多いようです。また、いずれも人との違いがあるのかも?という思いを持っている人が多いので、子どもの頃から違和感を感じながら生きてる人の方が多いと言えるのかもしれません。