友人がいなくても困らない発達障害の成人女性

友達や友人と呼べる人が少ない発達障害の女性

女性発達障害友達や友人と呼べる人がかなり少ないのですが、本人はそれを気にしていない場合が少なくありません。

 

子供の頃から仲良く遊ぶ友達はおらず、中学高校になっても学校内での付き合い程度はあってもそれ以上がない。

 

そして成人すると連絡を取る相手すらいなくなり、結局一人で過ごす事が増えてしまう・・・

友達がいない発達障害の大人の女性

そのため発達障害の女性は、周囲から見れば孤立しているようにみえがちですが当事者は気になっていない事が多いのです。

アスペルガー症候群にとって友達はあまり必要な存在はない

アスペルガー症候群の私にとって友達という存在はあまりよく分かっていません。

 

人間関係が円滑に進んだ事がなく、だからと言って誰かと仲良くしたいと思う事も過去から思い出してもそうそうなかったからなのですが、どのような立場なのかが分からないのです。

 

親や兄弟と言った血のつながった関係であれば言葉や文字として理解する事が出来るのですが、知人や例えば親友と呼べる人達の自分の中での立ち位置がないからなのでしょう。

 

相手の方から近寄ってきても最終的には相手の方から離れてしまう経験が多いアスペな人にとって、もしかすると

 

人は離れていくもの

 

という認識が潜在意識の中にあるからなのかもしれませんが、幼少時代から人との関係を上手く築く事が出来なかったからか大人になってからそれが必要だと思えなくなってしまっているのです。

 

 

仲の良い友達がいるアスペルガーな女性も沢山存在する

 

しかし数は多くなくてもそれなりに仲の良い友達がいるASDも沢山いるので一概には言えませんが、ポイントは多くの人達と仲良く出来ないという部分。

 

1人や2人程度であればお付き合いをする事が可能な範ちゅうなので、もしあなたが障害を抱えていて仲の良い誰かを探しているなら趣味があう人などであれば見つかるはずです。

ADHDと広汎性発達障害の人間関係に関する違い

ADHDと広汎性発達障害は似通った要素を多く持つため、どこからがADHDでどこからが広汎性発達障害か?は非常に難しいところです。

 

しかしいずれも対人関係において悩んでいる場合が少なくないのは、やはり人との関係を円滑に進める事が難しいと感じているから。

 

  • 誰もが出来る事が出来ない
  • 人と同じような歩調ではない
  • 対人関係に疲れてしまう

 

人によって色々な問題があるのですが、どのような部分が苦手か?を考えてみると改善策に繋がる可能性が見えてくるのではないでしょうか。

 

ただ、本人は全く気にしていないのであれば知人などをわざわざ作るという事は非常に難しい問題。

 

特にあなたが母親や父親で子供の友達付き合いに不安を抱いていたとしても、当事者が悩んでいなければ改善するのは難しいと言えるでしょう。

 

発達障害と呼ばれる障害を持つ人にとって友達を作るという事は定型発達の人が考えるよりもかなりハードルが高いので、本人が気にしていないなら大きな問題とまでは言えないのかもしれません。

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